PeptiStar Inc., ペプチスター株式会社

ペプチド原薬・オリゴ核酸原薬製造技術

HILIC

ODSカラムと直交性を示す分離分析手法の開発
(HILIC、SFC、順相モード)

ペプチドの精製や純度評価には通常、逆相HPLCモードでODSカラムが使用されますが、不純物がメインピークに重なる可能性があるためにODSカラムと直交性の高い分離法が求められています。
この課題をクリアするため、ペプチド原薬製造に対応した分離法を共同開発。株式会社ダイセル製分析カラム(DCpak Pシリーズ)をHILICもしくはSFCモードで用いることでODSカラムと直交性の高い分離を与え、これまでの方法では分離困難だった不純物も分離可能となります。ペプチスターは、ODSカラムとDCpak Pシリーズの2法を使い分けることで、より精密な純度評価が可能です。

塩基性環状ペプチド粗体のクロマトグラム:ODSカラムを用いた逆相HPLCとDCpakPシリーズを用いたHILICモードの比較

塩基性環状ペプチド粗体のクロマトグラム:ODSカラムを用いた逆相HPLCとDCpakPシリーズを用いたHILICモードの比較

HILICモードの特長

  • 逆相系での精製が困難な化合物も、HILICモードによる精製が可能
  • 逆相系と併用することにより、精密な分析が可能
  • 逆相系とHILICモードの組み合わせによる分取精製技術で、高純度化が容易