STag-PS法

ペプチド原薬製造技術

STag-PS法は、経済性および環境調和性に優れた次世代のペプチド液相合成法です。反応性が低いアミノ酸でも副反応を抑えて効率よく縮合するので、アミノ酸等量数や使用する溶媒を大幅に削減でき、精製工程の負荷を軽減しながら高品質なペプチドを獲得できます。また、この合成法で得たペプチドは一般的な反応機による容易なスケールアップ製造が可能。基本的な製造ルートは固相合成と同じなので、品質の同質性も担保しやすく、フェーズ途中で切り替えられる点も大きなメリットです。
積⽔メディカル株式会社のSTag-PS法を共同開発によりさらにブラッシュアップしたSTag-PS法は、ペプチド原薬製造に特化した⾰新的な技術です。ペプチスターではSTag-PS法によるペプチド原薬製造を独占的に⾏っています。

STag-PS法の合成フロー

STag-PS法の特長

固相合成と比較して、原料使用量が少ない
固相合成と比較して、溶媒使用量を削減可能
反応をモニタリング（HPLC）しながら合成が可能（不純物管理が容易）
ひとつの反応機で連続カップリングが可能（ワンポット合成）
後処理は抽出のみ（固体化、ろ過、乾燥など必要なし）

共同開発

※ STag および STag-PS は、積⽔メディカル株式会社の⽇本およびその他の国々における商標または登録商標です。